「日常」タグが付いた漫画の中から、評価が高くレビュー済みの7作品を厳選して紹介する。異世界で冒険者として生きる主人公のほのぼの成長譚から、喫茶店を舞台にしたコメディ、離島での人間模様、シュールなギャグ、正義を描く群像劇まで幅広い。日常系の漫画を探している人はもちろん、ほっとする読書体験を求めている人にもおすすめできる作品ばかりだ。

1. 29歳独身中堅冒険者の日常

異世界ファンタジーを舞台にした本作は、タイトルこそ「中堅」だが、実際はかなり強い冒険者が主人公だ。全体を通して肯定感が強く、他人にやさしい空気が流れているのが魅力で、成長や異世界といった要素と「日常」というタグが自然に共存している。読んでいて気持ちが軽くなる、まさに日常系の代表格と言える一作だ。評価は5と高く、安心して薦められる。

2. それでも町は廻っている

石黒正数による本作は、喫茶店を舞台にした日常コメディで、全13巻で完結済みだ。ギャグとほのぼのとした空気を基調にしながらも、ミステリー要素や伏線回収が随所に仕込まれているのが特徴で、筆者も「ほのぼのしてて好き」と感じる一作。日常の何気ない場面の積み重ねが、後から効いてくる構成の妙も味わえる。評価は5と高い。

3. ばらかもん

ばらかもん

ヨシノサツキ ・ 全19巻 ・ 完結

5.0

「結局人と人、それがわかる。離島の良さというより忘れていた人間の良さを思い出させてくれる。」

ヨシノサツキによる本作は、全19巻で完結済み。離島を舞台にした日常と成長の物語で、結局大事なのは人と人とのつながりなのだと気づかせてくれる。離島暮らしの魅力というより、忘れていた人間の良さを思い出させてくれる作品で、ほのぼのとした空気の中に成長物語としての手応えもある。評価は5と高く、日常タグの中でも心温まる一作だ。

4. ジョジョの奇妙な冒険 第4部 ダイヤモンドは砕けない カラー版

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荒木飛呂彦による本作は、ジョジョシリーズの中でも最高傑作の一つに数えられる。まさに「奇妙な冒険」というタイトルにふさわしく、バトルやミステリー、伏線回収の要素が濃いが、「日常」というタグも付くとおり、キャラクターたちの暮らしぶりを描く空気も併せ持つ。主人公・東方仗助の男前ぶりも魅力の一つだ。評価は5と高く、日常とバトルが同居する稀有な一作といえる。

5. ヒナまつり

大武政夫による本作は、全10巻で完結済み。ギャグの中のギャグと呼びたくなるほどシュールな作風で、「何世界の話なんだ」と思わずツッコみたくなるような世界観だが、それでいて「こんな感じがいい」と思わせる不思議な魅力がある。ほのぼのとした空気とバトル要素が同居しつつ、根底には「日常」の肌触りが流れている。評価は5と高く、シュール系ギャグとして際立つ一作だ。

6. ブラックガッコウニツトメテシマッタセンセイ

ブラックガッコウニツトメテシマッタセンセイ

3.5

「黒ギャルだけの高校とそこにつとめる男性教師の話、寸止め系エロ」

黒ギャルだけが通う高校と、そこに勤める男性教師を描いた本作は、寸止め系のきわどい空気をまといながらも、「日常」というタグの通り学校生活の一コマ一コマを丁寧に積み重ねていく作品だ。一方で「鬱」というタグも付いており、単なるコメディにとどまらない一面ものぞかせる。評価は3.5で、日常系の中でも少し異色の立ち位置にある一作といえる。

7. 紛争でしたら八田まで

紛争でしたら八田まで

東周斎雅楽 ・ 連載中

3.5

「正義はどこにでもあるというのがわかる。」

東周斎雅楽による本作は、2015年から連載中のシリーズだ。ギャグと群像劇というタグが示す通り、幅広い視点から物語が描かれ、正義というものはどこにでも存在するのだと気づかせてくれる内容になっている。加えて「日常」というタグも付いており、身近な生活の感覚を大事にした一面も併せ持つ。評価は3.5で、視野を広げてくれる一作といえる。

まとめ

「日常」というタグでまとめた7作品は、ほのぼの系からギャグ、バトル、群像劇まで幅が広く、共通しているのは日々の暮らしや人とのつながりを大切にする空気感だ。評価3.5以上でレビュー済みの作品ばかりなので、どれから読んでも外れは少ない。気になる作品から手に取ってみてほしい。