漫画好きが「完結済みで面白い作品」を探すとき、巻数や結末の有無が気になるものだ。この記事では、筆者が実際に読了し、評価4以上と感じた完結済み作品37タイトルを、評価が高い順に紹介する。ジャンルはギャグ・スポーツ・歴史・音楽・バトルなど幅広く、いずれも刊行が完結しているため途中で連載が止まる心配なく一気読みできる。気になる作品から手に取ってみてほしい。
1. それでも町は廻っている
石黒正数による全13巻の完結作品。喫茶店を舞台にした日常コメディで、筆者はほのぼのとした空気感が好きだと感じている。評価5と、筆者の中でも特に高く評価している一作で、気負わず読める心地よさが魅力だ。全13巻ですでに完結しているため、シリーズを通して一気に読み進めやすい。
2. 進撃の巨人 Before the fall
進撃の巨人 Before the fall
「みんな顔青ざめているけど、あんな小さい世界じゃしょうがない。地球をデフォルメして表現した漫画の一つ」
原作は諫山創・涼風涼、作画は千葉サドルによる全17巻の完結作品。筆者は、あの小さな世界だからこそ登場人物たちが皆青ざめた表情になるのも仕方がないと感じており、地球そのものをデフォルメして表現した漫画の一つだと評価している。評価5と高く、全17巻で完結済みのため最後まで安心して読み進められる。
3. まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」
まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」
「誰もが正義のポジティブ系漫画。」
原作は橙乃ままれ、作画は郭東潤によるファンタジー作品。巻数は明記していないが完結済みで、筆者は誰もが正義を主張するポジティブ系の漫画だと評している。評価5と高評価で、読後感の良さが印象に残る一作。すでに完結しているため、続きを気にせず最後まで通して読める。
4. ジョジョの奇妙な冒険 第4部 ダイヤモンドは砕けない カラー版
荒木飛呂彦による『ジョジョの奇妙な冒険』第4部のカラー版。巻数は明記していないが完結済みで、筆者はシリーズ最高傑作のひとつと位置づけており、まさに「奇妙な冒険」と呼ぶにふさわしい内容だと感じている。主人公・東方仗助の男前ぶりも印象的だ。評価5と、筆者の中でも特に高い評価を得ている。
5. ヒナまつり
ヒナまつり
「ギャグオブギャグ。シュール。何世界?でもこんな感じがいい。、」
大武政夫による全10巻の完結作品。筆者は「ギャグオブギャグ」と呼ぶほどシュールな笑いが詰まった作品だと感じており、どんな世界観なのか戸惑いつつも、そのくらい振り切った雰囲気がいいと評価している。評価5と高く、全10巻で完結しているため一気に読み切りやすい一作だ。
6. 封神演義
封神演義
「中国史をデフォルメしてコミカライズ。過去のキャラの解釈が秀逸。」
藤崎竜による全23巻の完結作品。中国史をデフォルメしてコミカライズした内容で、筆者は過去のキャラクターの解釈が秀逸だと高く評価している。評価5と、筆者にとって特に印象深い一作であり、全23巻という長さながら完結済みのため、最後まで腰を据えて読み進めることができる。
7. シュート!
シュート!
「女性が書いたスポコン漫画。キャプテン翼と違い少女漫画要素あり」
大島司による全44巻の完結作品。女性作家によるスポーツ根性漫画で、筆者は同じサッカー漫画である『キャプテン翼』とは違い、少女漫画的な要素があると感じている。評価5と高く評価しており、全44巻というボリュームながらすでに完結しているため、長編を一気読みしたい人にも向いている。
8. ばらかもん
ばらかもん
「結局人と人、それがわかる。離島の良さというより忘れていた人間の良さを思い出させてくれる。」
ヨシノサツキによる全19巻の完結作品。筆者は、結局のところ大切なのは人と人とのつながりだと気づかされる作品だと感じており、離島の良さというより、忘れていた人間らしさを思い出させてくれると評価している。評価5と高く、全19巻で完結済みのため読後の余韻まで含めて楽しめる。
9. BLUE GIANT SUPREME
BLUE GIANT SUPREME
「マインドフルな主人公の成長を描いた漫画。すがすがしい。」
石塚真一による全11巻の完結作品。筆者はマインドフルな主人公の成長を描いた漫画だと感じており、読後にすがすがしさが残ると評価している。評価5と高く、音楽をテーマにした作品の中でも印象に残る一作だという。全11巻で完結しているため、シリーズをまとめて読み進めやすい。
10. 信長協奏曲
信長協奏曲
「めちゃくちゃつじつま合わせが上手い。これは名作。」
石井あゆみによる全19巻の完結作品。筆者は、歴史的な出来事とのつじつま合わせが非常に巧みだと感じており、これは名作だと高く評価している。評価5と、筆者の中でも特に評価の高い一作。全19巻ですでに完結しているため、伏線の回収まで含めて安心して読み進めることができる。
11. 風の大地
風の大地
「ゴルフをやる楽しみになる漫画。昭和の人向け」
かざま鋭二によるゴルフ漫画。巻数は明記していないが完結済みで、筆者はゴルフをプレーする楽しみが伝わってくる作品だと感じており、どちらかというと昭和の世代に向いている漫画だと評価している。評価5と高く、ゴルフというテーマを長く描き切った完結作品として印象に残っている。
12. 岳 みんなの山
岳 みんなの山
「非常に清々しい漫画。山に登りたくなる。諸行無常を感じる」
石塚真一による全18巻の完結作品。筆者は非常に清々しい漫画だと感じており、読むと山に登りたくなると同時に、諸行無常の感覚も覚えると評している。評価5と高く評価しており、山岳を舞台にした作品の中でも印象深い一作。全18巻で完結しているため、最後まで通して味わうことができる。
13. ドンケツ
ドンケツ
「理不尽が主人公。でも人生そんなもん。」
塩崎雄二による作品。巻数は明記していないが完結済みで、筆者は理不尽さそのものが主人公であるかのような作品だと感じつつも、人生とはそんなものだと受け止めている。評価5と高く、ヤンキー漫画の中でも筆者の印象に強く残っている一作で、完結しているため結末まで通して読める。
14. 北斗の拳
北斗の拳
「謎が謎よぶハードボイルド漫画。結局全て謎。」
原作は武論尊、作画は原哲夫による全27巻の完結作品。筆者は謎が謎を呼ぶハードボイルドな漫画だと感じており、結局のところ多くが謎のままだという独特の読後感を挙げている。評価5と高く評価する古典的な名作の一つ。全27巻ですでに完結しているため、伝説的な物語を最後まで読み通せる。
15. ピアノの森
一色まことによる全26巻の完結作品。筆者は芸術性の高い音楽漫画だと感じており、透明感のある雰囲気やマインドフルネスに通じる読み心地を評価している。評価5と高く、音楽漫画の中でも特に印象深い一作だという。全26巻という長編ながら完結しているため、腰を据えて一気読みできる。
16. のだめカンタービレ
二ノ宮知子による全25巻の完結作品。筆者は、ちょっとしたラブコメ要素を含みながらも、音楽の雰囲気がしっかり出ていて良い作品だと感じている。評価5と高く評価しており、恋愛と音楽をバランスよく描いた一作として印象に残っている。全25巻で完結しているため最後まで安心して読める。
17. 機動戦士ガンダム THE ORIGIN
機動戦士ガンダム THE ORIGIN
「最初に出されたアニメと一部変わっているけどより世界観が完成されている。」
安彦良和による作品。巻数は明記していないが完結済みで、筆者は最初に発表されたアニメ版と一部設定が異なるものの、より世界観が完成されていると感じている。評価5と高く評価しており、原点を描き直した作品として印象深い一作。完結しているため、世界観をまとめて理解しながら読み進められる。
18. シュート! 新たなる伝説
シュート! 新たなる伝説
「このちょっと前から画風が変わって迫力を出そうとしてる。左利きが好きなのかな?」
大島司による作品。巻数は明記していないが完結済みで、筆者はこの少し前の時期から画風が変わり、迫力を出そうとしている印象を受けている。また、左利きのキャラクターを好んで描いているのではないかとも感じているという。評価5と高く、前作から続くシリーズとして完結まで楽しめる一作だ。
19. ジョジョの奇妙な冒険 第3部 スターダストクルセイダース カラー版
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「ジョジョが最初に注目を集めた作品じゃないかな?全てのキャラが油乗っていて最高」
荒木飛呂彦による『ジョジョの奇妙な冒険』第3部のカラー版。巻数は明記していないが完結済みで、筆者はシリーズが最初に大きな注目を集めた作品ではないかと感じており、登場するキャラクター全員が脂の乗った描かれ方をしていて最高だと評している。評価5と高く、シリーズ屈指の人気編として楽しめる。
20. 今日から俺は!!
今日から俺は!!
「当時の流行りに乗っかった感の漫画内容とタッチ。たまにあるシリアスな場面はあんまり面白くない。言葉の掛け合いが楽しい」
西森博之による全24巻の完結作品。筆者は当時の流行を反映したような内容とタッチの漫画だと感じており、たまに挟まれるシリアスな場面はあまり面白くないと感じる一方、キャラクター同士の言葉の掛け合いを楽しんでいる。評価5と高評価。全24巻で完結しているため一気に読み通せる。
21. ナポレオン ―獅子の時代―
長谷川哲也による歴史漫画。巻数は明記していないが完結済みで、筆者はナポレオンの生涯を史実に基づきながらコミカルで分かりやすく描いた作品だと評価している。評価4.5と高く、歴史知識がなくても楽しめる読みやすさが魅力だという。完結しているため、時代の流れを通して読み切ることができる。
22. 響小説家になる方法
響~小説家になる方法~
「サイコパス?系な少女にある才能に着目した漫画。多様性をデフォルメした感じ」
柳本光晴による全13巻の完結作品。筆者は、どこかサイコパス的とも感じる少女が持つ突出した才能に着目した漫画だと捉えており、多様性をデフォルメして描いたような印象を受けている。評価4.5と高評価。全13巻ですでに完結しているため、主人公の物語を最後まで通して読み進められる。
23. 四月は君の嘘
四月は君の嘘
「超少女漫画系感動作品。よく作り込まれている。」
新川直司による全11巻の完結作品。筆者は少女漫画的な感動を強く打ち出した作品だと感じており、非常によく作り込まれていると評価している。評価4.5と高く、音楽をテーマにした感動作として印象深い一作。全11巻で完結しているため、物語の結末まで安心して読み進めることができる。
24. 攻殻機動隊
攻殻機動隊
「最初が何がいいのかわからなかったけど確かに今見ると良さがわかる。とにかくムネアツ。そしてAIロボティクスな漫画」
士郎正宗による全2巻の完結作品。筆者は最初は何が良いのか分からなかったものの、改めて読み返すと確かにその良さが分かったと感じている。とにかく胸が熱くなる展開で、AIやロボティクスを扱った漫画だと評価している。評価4.5と高く、全2巻という短さで完結しているため気軽に読み通せる。
25. 新黒沢 最強伝説
高橋ヒロシによる作品。巻数は明記していないが完結済みで、筆者はピュアなダメ人間の人生を描いた漫画だと評している。評価4.5と高く、不良漫画の系譜に連なる作品として筆者の印象に残っている一作。すでに完結しているため、主人公の人生の顛末まで通して読むことができる。
26. ジョジョの奇妙な冒険 第6部 ストーンオーシャン カラー版
ジョジョの奇妙な冒険 第6部 ストーンオーシャン カラー版
「女性主人公。世界が一周」
荒木飛呂彦による『ジョジョの奇妙な冒険』第6部のカラー版。巻数は明記していないが完結済みで、筆者は女性が主人公であることや、物語を通して世界が一周するような展開を印象的な点として挙げている。評価4.5と高く評価しており、シリーズの中でも独特の立ち位置の一作として楽しめる。
27. ジョジョの奇妙な冒険 第5部 黄金の風 カラー版
ジョジョの奇妙な冒険 第5部 黄金の風 カラー版
「ポルポってどうやって檻に入ったのか気になる」
荒木飛呂彦による『ジョジョの奇妙な冒険』第5部のカラー版。巻数は明記していないが完結済みで、筆者は登場人物のポルポがどうやって檻に入ったのか気になったと述べている。評価4.5と高く評価しており、細かい設定まで気になってしまうほど引き込まれる一作。すでに完結しているため通して読める。
28. たいようのマキバオーW
たいようのマキバオーW
「読みづらい絵だけど迫力はある。地方競馬とはいえ、競走馬になれただけストーリーはある。ある意味励まされる漫画」
つの丸による競馬漫画。巻数は明記していないが完結済みで、筆者は絵がやや読みづらいと感じつつも迫力はあると評価している。地方競馬が舞台とはいえ競走馬になれただけでもストーリー性があり、ある意味励まされる漫画だという。評価4で、完結しているため最後まで安心して読み進められる。
29. 進撃の巨人
進撃の巨人
「ずっと恐怖の中生きてきたらこんな顔になるんだろうなって感じの漫画」
諫山創による全34巻の完結作品。筆者は、ずっと恐怖の中で生きてきたらこんな表情になるのだろうと感じさせる漫画だと評している。評価4で、長期にわたる人気シリーズの本編にあたる作品。全34巻という長編ながらすでに完結しているため、物語の結末まで通して読み切ることができる。
30. MIX
MIX
「やはりあだちさん。スポーツ系青春漫画。ちなみにスポーツの描写より人間模様重視」
あだち充による作品。巻数は明記していないが完結済みで、筆者は「やはりあだちさんらしい」スポーツ系の青春漫画だと感じている。スポーツシーンの描写よりも人間模様を重視した作りだという点を評価している。評価4で、あだち作品らしい雰囲気を味わえる一作として完結まで楽しめる。
31. ジョジョの奇妙な冒険 第7部 スティール・ボール・ラン カラー版
ジョジョの奇妙な冒険 第7部 スティール・ボール・ラン カラー版
「一周回った後の最初のジョジョ、スタンドの設定が若干分かっていて難しかった」
荒木飛呂彦による『ジョジョの奇妙な冒険』第7部のカラー版。巻数は明記していないが完結済みで、筆者はシリーズが一周した後に始まった最初の物語であり、スタンドの設定をある程度知った状態で読んだため難しく感じたと述べている。評価4で、新章として完結まで読み応えのある一作。
32. ケンガンアシュラ
原作はサンドロビッチ・ヤバ子、作画はだろめおんによる全27巻の完結作品。筆者は喧嘩を題材にした、いわゆるバキ系の漫画だと位置づけており、読んでいて強い鬱屈した感情を覚えると述べている。評価4で、格闘漫画好きに向く一作。全27巻ですでに完結しているため最後まで読み通せる。
33. 憂国のモリアーティ
原作は竹内良輔、作画は三好智樹による作品。巻数は明記していないが完結済みで、筆者は伏線に伏線を重ねるようなミステリー系の作品だと感じており、シャーロック・ホームズのスピンオフ的な位置づけの漫画だと評価している。評価4で、伏線回収まで含めて完結しているため安心して読み進められる。
34. 編集王
編集王
「理不尽とパワハラ満載の土田漫画。読み込める」
土田世紀による全13巻の完結作品。筆者は理不尽さやパワハラ的な描写が満載の、いわゆる土田作品らしい漫画だと感じており、じっくり読み込める内容だと評価している。評価4で、編集の世界を題材にした作品として印象深い一作。全13巻で完結しているため、最後まで一気に読み進めやすい。
35. 蒼天の拳
原作は武論尊、作画は原哲夫による作品。巻数は明記していないが完結済みで、筆者はハードボイルドでありながらどこか「適当系」とも感じる雰囲気の漫画だと評価している。評価4で、同じ原作・作画コンビによる別作品ともまた違った味わいがあるという。完結しているため物語を通して読み切れる。
36. RED
RED
「インディアンみたいな話。気持ちはわかるし読み込めるけどポジティブさがなく結構読んでてつらい」
山本英夫による作品。巻数は明記していないが完結済みで、筆者はインディアンを思わせるような物語だと感じており、登場人物の気持ちは理解できて読み込める一方、ポジティブさがなく読んでいてつらいと感じる部分もあると述べている。評価4で、重厚な読後感を求める人に向く完結済みの一作。
37. イサック
イサック
「火縄銃みたいなのを取り合う話だけど、そもそも火縄銃は南蛮生まれ?でもとてもマインドフルネスな話」
原作は真刈信二、作画はDOUBLE-Sによる作品。巻数は明記していないが完結済みで、筆者は火縄銃のようなものを取り合う物語だと捉えつつ、そもそも火縄銃自体が南蛮由来ではないかとも感じている。それでいてとてもマインドフルネスな話だと評価している。評価4で、完結まで読み応えのある一作だ。
まとめ
完結済みで評価4以上の37作品を紹介した。ジャンルはギャグ・スポーツ・音楽・歴史・バトルなど幅広く、いずれもすでに刊行が完結しているため続きを待つ必要がなく、結末まで安心して一気読みできる。気になる作品があれば、まずは気軽に手に取ってみてほしい。