「成り上がり」というテーマは、不良や庶民が実力でのし上がる王道の熱さと、異世界で弱者が強者になっていく爽快感の両方を含んでいる。本記事では評価3.5以上でレビュー済みの11作品を、評価が高い順に紹介する。不良漫画の金字塔から歴史もの、異世界系の成り上がり英雄譚まで幅広く扱っているので、自分の好みに近い1冊を見つける参考にしてほしい。

1. ドンケツ

塩崎雄二による2007年開始の不良漫画で、連載は完結済み。理不尽な現実に翻弄されながらも成り上がっていく主人公を描いており、「理不尽が主人公。でも人生そんなもん。」という一言が示す通り、きれいごとだけでは終わらないリアルさが持ち味。「成り上がり」タグの通り下から這い上がる過程が熱く、バトルの熱量も高い一作として筆者の評価は最高評価の5。

2. ドンケツ第2章

ドンケツ第2章

花くまゆうさく ・ 連載中

5.0

やくざ漫画。面白く書いているけど理不尽。

花くまゆうさくが手掛ける現在連載中のやくざ漫画で、前作から続く「成り上がり」の系譜を引き継いでいる。「やくざ漫画。面白く書いているけど理不尽。」という一言の通り、エンタメとして面白く読ませつつも容赦のない理不尽さを残す作風が特徴。バトル描写を交えながら組織の中でのし上がっていく展開が魅力で、筆者の評価も5と高い。

3. ナポレオン ~覇道進撃~

長谷川哲也による完結済みの歴史漫画。「ナポレオンの忙しさが伝わってくる」という一言の通り、一人の人物が目まぐるしい速度で駆け上がっていく様子が伝わってくる作品で、成り上がりというテーマを歴史上の人物を通して味わえる。熱さと歴史の両方のタグを持ち、実在の人物の栄光への道を追体験したい人に向く一作として筆者は最高評価の5をつけている。

4. 新黒沢 最強伝説

高橋ヒロシによる完結済みの不良漫画。「ピュアなダメ人間の人生を描いた漫画。」という一言が示す通り、決して器用ではない主人公が持ち前のまっすぐさで成り上がっていく姿を描いている。バトルの熱さと成り上がりの爽快感を兼ね備えた一作で、筆者の評価は4.5と高く、不良漫画の中でも人間味のある成功譚を求める人に向いている。

5. そうだ、売国しよう天才王子の赤字国家再生術

そうだ、売国しよう~天才王子の赤字国家再生術~

原作:鳥羽徹 作画:三國大和 ・ 連載中

4.0

やることなすこと全てがいいほうこうにいっちゃう、なぜならちゃんと考えているから

原作:鳥羽徹、作画:三國大和による現在連載中の作品。「やることなすこと全てがいいほうこうにいっちゃう、なぜならちゃんと考えているから」という一言の通り、天才的な頭脳戦で赤字国家を立て直していく過程そのものが成り上がりの物語になっている。異世界と頭脳戦のタグを持ち、力ではなく知恵でのし上がる展開を求める人に向く一作。筆者の評価は4。

6. ギャングキング

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ギャングキング

木内一雅

4.0

意外に好き。ギャングじゃないけど不良漫画。

木内一雅による不良漫画。「意外に好き。ギャングじゃないけど不良漫画。」という一言の通り、タイトルの印象とは違いギャング組織ではなく不良同士の抗争を軸にした成り上がりの物語が描かれる。バトルと成り上がりのタグが示す通り、力でのし上がっていく熱さが持ち味で、筆者の評価は4と高評価。

7. デスマーチからはじまる異世界狂想曲

デスマーチからはじまる異世界狂想曲

原作:愛七ひろ 作画:一色一凛 ・ 完結

4.0

主人公スーパー最強系天才漫画。淡々と強いを見たいなら

原作:愛七ひろ、作画:一色一凛による2015年開始の異世界漫画で、連載は完結済み。「主人公スーパー最強系天才漫画。淡々と強いを見たいなら」という一言の通り、主人公が異世界で圧倒的な力を発揮しながら成り上がっていく様子を淡々とした筆致で描いている。主人公最強と成り上がりのタグを併せ持ち、派手な葛藤よりも強さそのものを楽しみたい人に向く。筆者の評価は4。

8. 王国へ続く道 奴隷剣士の成り上がり英雄譚

タイトルに「成り上がり英雄譚」と掲げる通り、奴隷剣士が成り上がっていく過程をハードボイルドに描いた異世界転生ファンタジー。「異世界転生ハードボイルド系エロ漫画。無敵。」という一言が示す通り、ハードな作風と圧倒的な強さの両方を味わえる。ファンタジー、異世界、成り上がりのタグが揃い、テーマにストレートに合致する一作として筆者の評価は4。

9. 盾の勇者の成り上がり

原作:アネコユサギ、作画:藍屋球による現在連載中の作品で、タイトルにも「成り上がり」を掲げる代表作の一つ。「結局攻撃力も高い。人当たりが良い昔ながらの勇者っぽい感じ」という一言の通り、不遇な立場から実力と人望の両方で成り上がっていく主人公が魅力。バトル、異世界、主人公最強、復讐など複数のタグを併せ持つ幅の広さも特徴で、筆者の評価は4。

10. 海賊とよばれた男

海賊とよばれた男

原作:百田尚樹 作画:須本壮一 ・ 完結

3.5

ノンフィクション風漫画。感動するし偉大さを感じる。ちょっと保守的すぎる気がする。

原作:百田尚樹、作画:須本壮一による2014年開始の歴史漫画で、連載は完結済み。「ノンフィクション風漫画。感動するし偉大さを感じる。ちょっと保守的すぎる気がする。」という一言の通り、実在の人物をモデルにしたような重みのある成り上がりの物語を描いている。熱さと歴史のタグを持ち、感動を求めつつも作風にやや保守的な面を感じるという筆者の評価は3.5。

11. 失格紋の最強賢者 ~世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました~

失格紋の最強賢者 ~世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました~

原作:進行諸島 作画:肝匿 ・ 連載中

3.5

おれつえーけいのなかで完成度は高い。常にポジティブ。お互いに肯定感が高い。

原作:進行諸島、作画:肝匿による2018年開始の現在連載中の作品。「おれつえーけいのなかで完成度は高い。常にポジティブ。お互いに肯定感が高い。」という一言の通り、主人公最強系の中でも完成度が高く、転生後に世界最強へと成り上がっていく過程を前向きな空気感で描いている。ファンタジー、異世界、主人公最強、成り上がりのタグを併せ持ち、筆者の評価は3.5。

まとめ

「成り上がり」をテーマにした11作品を評価が高い順に紹介した。不良漫画の『ドンケツ』シリーズや歴史ものの『ナポレオン ~覇道進撃~』、異世界系の『盾の勇者の成り上がり』など作風は幅広いが、いずれも下から這い上がる過程の熱さが共通している。気になる一作から手に取ってみてほしい。