「頭脳戦」というタグで漫画を探している読者に向けて、評価3.5以上でレビュー済みの作品12点を評価が高い順に紹介する。心理戦や騙し合い、緻密な駆け引きが物語の軸になっている作品を中心に選んだ。異世界ファンタジーからスポーツ、歴史、SFまでジャンルは幅広いが、いずれも登場人物の頭脳と頭脳がぶつかり合う展開が魅力の漫画ばかりだ。気になる作品から読んでみてほしい。
1. まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」
まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」
「誰もが正義のポジティブ系漫画。」
原作:橙乃ままれ、作画:郭東潤による本作は2010年に連載が始まり、完結済みの作品。筆者はこの作品を最高評価としており、「誰もが正義のポジティブ系漫画」という読み口が印象的だった。バトルやファンタジー、異世界といった要素を持ちながら、魔王と勇者がそれぞれの正義をぶつけ合う頭脳戦としても読める点が魅力だ。
2. 龍と苺
本作は筆者が最高評価をつけた一本。「サイコパス系感動系。こういうサイコパス系が令和なのかも」という感想が示す通り、独特な感性を持つ主人公の成長を描きながら、随所に頭脳戦的な緊張感が漂う作品だ。成長と頭脳戦という2つのタグが表す通り、静かな駆け引きと人間ドラマが同時に楽しめる点が高評価の理由だろう。頭脳戦好きにもおすすめしたい一冊だ。
3. ジョジョの奇妙な冒険 第8部 ジョジョリオン
ジョジョの奇妙な冒険 第8部 ジョジョリオン
「一周回った後のじょじょ。好きなんだけど年取ると設定についていけなくなる」
荒木飛呂彦による本作は2011年に連載が始まり、全27巻で完結済み。筆者の評価は4.5で、「一周回った後のじょじょ。好きなんだけど年取ると設定についていけなくなる」という率直な感想を残している。バトルやミステリーの要素に加え、伏線回収を軸にした頭脳戦的な展開が続く点がシリーズの中でも際立っており、頭脳戦好きの読者にも刺さる一作だ。
4. チェーザレ 破壊の創造者
チェーザレ 破壊の創造者
「中世ヨーロッパを真面目に描いた少女漫画風漫画?休載が残念。」
惣領冬実による本作は2005年に連載が始まり、全12巻まで刊行されているが現在は休載中。筆者の評価は4.5で、「中世ヨーロッパを真面目に描いた少女漫画風漫画?休載が残念」という感想を持っている。群像劇や歴史ものとしての側面を持ちながら、登場人物たちの駆け引きが緻密に描かれる頭脳戦としての完成度も高く、休載中なのが惜しまれる一作だ。
5. 響小説家になる方法
響~小説家になる方法~
「サイコパス?系な少女にある才能に着目した漫画。多様性をデフォルメした感じ」
柳本光晴による本作は2015年に連載が始まり、全13巻で完結済み。筆者の評価は4.5で、「サイコパス?系な少女にある才能に着目した漫画。多様性をデフォルメした感じ」という感想を残している。心理戦や成長といった要素が絡み合い、主人公の突出した才能と周囲との駆け引きが読みどころの頭脳戦としても楽しめる一作だ。
6. 攻殻機動隊
攻殻機動隊
「最初が何がいいのかわからなかったけど確かに今見ると良さがわかる。とにかくムネアツ。そしてAIロボティクスな漫画」
1,600冊読破の筆者に、あなた好みの1冊を教えてもらいませんか?
あなたに合う1冊を診断してもらう士郎正宗による本作は1989年に連載が始まり、全2巻で完結済み。筆者の評価は4.5で、「最初が何がいいのかわからなかったけど確かに今見ると良さがわかる。とにかくムネアツ。そしてAIロボティクスな漫画」という感想を残している。SFの世界観の中で繰り広げられる心理戦や頭脳戦の緊張感が魅力で、読み返すほど良さが増す一作だ。
7. GIANT KILLING
GIANT KILLING
「監督視点のサッカー漫画。どこまで監督心理かわからないけど違う視点なのは○」
原作:綱本将也、作画:ツジトモによる本作は2007年に連載が始まり、現在も連載中。筆者の評価は4で、「監督視点のサッカー漫画。どこまで監督心理かわからないけど違う視点なのは○」という感想を残している。スポーツや群像劇の要素に加え、監督という立場ならではの頭脳戦的な駆け引きが熱い展開とともに描かれる点が魅力だ。
8. そうだ、売国しよう天才王子の赤字国家再生術
そうだ、売国しよう~天才王子の赤字国家再生術~
「やることなすこと全てがいいほうこうにいっちゃう、なぜならちゃんと考えているから」
原作:鳥羽徹、作画:三國大和による本作は現在も連載中。筆者の評価は4で、「やることなすこと全てがいいほうこうにいっちゃう、なぜならちゃんと考えているから」という感想を残している。異世界や成り上がりの要素を持ちながら、主人公が緻密に考え抜いた末に結果を出していく展開そのものが頭脳戦として楽しめる一作だ。
9. ケンガンアシュラ
原作:サンドロビッチ・ヤバ子、作画:だろめおんによる本作は2012年に連載が始まり、全27巻で完結済み。筆者の評価は4で、「喧嘩漫画。バキ系。強い鬱」という感想を残している。バトルや群像劇の要素に加え、頭脳戦や熱い展開のタグが示す通り、力だけでなく駆け引きの巧さが勝敗を左右する構成が魅力の一作だ。
10. 憂国のモリアーティ
憂国のモリアーティ
「伏線に伏線を重ねて伏線見たいなミステリー系のシャーロックホームズのスピンオフ的な漫画」
原作:竹内良輔、作画:三好智樹による本作は2016年に連載が始まり、完結済み。筆者の評価は4で、「伏線に伏線を重ねて伏線見たいなミステリー系のシャーロックホームズのスピンオフ的な漫画」という感想を残している。ミステリーや伏線回収、復讐といった要素が絡み合い、緻密な頭脳戦が物語全体を貫く一作だ。
11. フットボールネーション
大武ユキによる本作は2013年に連載が始まり、現在も連載中。筆者の評価は3.5で、「サッカー漫画。筋肉学を取り入れている。」という感想を残している。スポーツや熱い展開の要素に加え、身体の使い方まで含めた戦術的な駆け引きが頭脳戦としての読みごたえを生んでいる一作だ。
12. 銀河英雄伝説
原作:田中芳樹、作画:星野之宣による本作は2018年に連載が始まり、現在も連載中。筆者の評価は3.5で、「ただ淡々と違う世界の歴史を実況してくれる漫画」という感想を残している。SFや群像劇の要素を持ち、歴史を実況するような語り口の中に頭脳戦的な駆け引きが感じられる一作だ。
まとめ
ここまで「頭脳戦」というタグに基づき、評価3.5以上でレビュー済みの漫画12作品を評価順に紹介した。異世界ファンタジーからスポーツ、歴史、SFまでジャンルは幅広いが、いずれも登場人物同士の緻密な駆け引きや心理戦が物語を動かす原動力になっている点は共通している。気になる作品があれば、ぜひ手に取ってみてほしい。