「歴史」ジャンルでおすすめなのは、評価3.5以上でレビュー済みの14作品。ナポレオンや信長、中国史など題材は幅広く、史実をベースにしたバトルもの、群像劇、じっくり読ませる人間ドラマまでタイプは様々。評価が高い順に、それぞれの一言レビューとタグを交えながら紹介していく。歴史漫画選びの参考にしてほしい。
1. ナポレオン ~覇道進撃~
長谷川哲也が手がける本作は完結済みで、筆者の評価は5。「ナポレオンの忙しさが伝わってくる」という一言に表れるように、英雄の目まぐるしい日々を熱量たっぷりに描く。「成り上がり」「熱い」というタグの通り、歴史上の人物の躍動感を存分に味わえる一作で、歴史ジャンルの入り口としてもおすすめできる。筆者が最高評価の5を付けた一作でもある。
2. ヴィンランド・サガ
ヴィンランド・サガ
「アメリゴベスプッチの前にアメリカ大陸に行ったノルウェーの人たちの話。ワールドカップのノルウェー戦の観客を見て、なんとなくわかった」
幸村誠による本作は2005年開始で現在も連載中、評価は5。「アメリゴベスプッチの前にアメリカ大陸に行ったノルウェーの人たちの話」という一言が示す通り、史実の周辺を丁寧にすくい上げる作風が特徴。「群像劇」「成長」「復讐」といったタグからも分かるように、歴史ジャンルとしての奥行きと人間ドラマの両方を楽しめる、評価5の一作。
3. 機動戦士ガンダム THE ORIGIN
機動戦士ガンダム THE ORIGIN
「最初に出されたアニメと一部変わっているけどより世界観が完成されている。」
安彦良和による本作は2001年開始で完結済み、評価は5。「最初に出されたアニメと一部変わっているけどより世界観が完成されている」という一言の通り、既存の物語を歴史として描き直す構成力が魅力。「SF」「バトル」「群像劇」に加え「歴史」タグも付くように、架空の歴史を体系立てて描いた、評価5を付けるほどの完成度の作品。
4. 信長協奏曲
信長協奏曲
「めちゃくちゃつじつま合わせが上手い。これは名作。」
石井あゆみによる本作は2009年開始・全19巻で完結済み、評価は5。「めちゃくちゃつじつま合わせが上手い。これは名作。」という一言通り、タイムリープという設定を歴史の流れにうまく織り込む構成が光る。「タイムリープ」「ファンタジー」「歴史」というタグの組み合わせが示すように、史実を軸にした遊び心のある、評価5を付けた名作の一つ。
5. 封神演義
封神演義
「中国史をデフォルメしてコミカライズ。過去のキャラの解釈が秀逸。」
藤崎竜による本作は1996年開始・全23巻で完結済み、評価は5。「中国史をデフォルメしてコミカライズ。過去のキャラの解釈が秀逸。」という一言の通り、中国の歴史をベースにしながら大胆な解釈を加えた作風が魅力。「バトル」「ファンタジー」「歴史」のタグが示す通り、史実とエンタメのバランスを楽しみたい人におすすめの、評価5を付けた一作。
6. チェーザレ 破壊の創造者
惣領冬実による本作は2005年開始・全12巻で、現在は休載中。評価は4.5。「中世ヨーロッパを真面目に描いた少女漫画風漫画?休載が残念。」という一言の通り、中世ヨーロッパを丁寧に描き込む姿勢が評価点。「群像劇」「頭脳戦」「歴史」というタグが示すように、じっくり読みたい歴史ジャンルの一作で、休載中である点は心に留めておきたい。
7. ナポレオン ―獅子の時代―
1,600冊読破の筆者に、あなた好みの1冊を教えてもらいませんか?
あなたに合う1冊を診断してもらう長谷川哲也による本作は完結済みで、評価は4.5。「ナポレオンを歴史に基づきコミカルにわかりやすいように」という一言の通り、史実をベースにしながら読みやすさも意識した作風が特徴。「バトル」「熱い」「歴史」のタグが示す通り、勢いのある歴史エンタメとして楽しめる一作で、評価4.5を付けている。
8. アルスラーン戦記
原作:田中芳樹、作画:荒川弘による本作は2013年開始で現在も連載中、評価は4。「読み応え抜群の荒川漫画。田中作品にあっている」という一言の通り、原作と作画の相性の良さが光る。「バトル」「群像劇」「成長」「歴史」というタグが揃うように、王道の歴史群像劇を楽しみたい人におすすめの一作。
9. イサック
イサック
「火縄銃みたいなのを取り合う話だけど、そもそも火縄銃は南蛮生まれ?でもとてもマインドフルネスな話」
原作:真刈信二、作画:DOUBLE-Sによる本作は2013年開始で完結済み、評価は4。「火縄銃みたいなのを取り合う話だけど、そもそも火縄銃は南蛮生まれ?でもとてもマインドフルネスな話」という一言が示す通り、意外な視点で歴史を切り取る面白さがある。「バトル」「復讐」「歴史」のタグ通り、静と動が共存する、評価4の一作。
10. 真田太平記
真田太平記
「同名の歴史小説を漫画化。少しライトな表現になっているので読みやすい反面迫力はマイルド」
原作:池波正太郎による本作は、評価4。「同名の歴史小説を漫画化。少しライトな表現になっているので読みやすい反面迫力はマイルド」という一言の通り、原作小説の重厚さをかみ砕きつつ、雰囲気はしっかり残して読みやすくした作品。「歴史」タグそのままに、歴史小説や時代小説の入門としても手に取りやすく、じっくり歴史の世界に浸りたい人におすすめの一作。
11. 壬生義士伝
本作は評価4。「これが二十代の生き方なのかと考えさせられる」という一言が示す通り、生き方そのものを問いかけてくる読後感が特徴。「家族」「泣ける」「歴史」というタグの組み合わせが示す通り、史実を背景にした人間ドラマとして心を揺さぶられる一作で、じっくり読みたい人におすすめできる。
12. いくさの子 ‐織田三郎信長伝‐
いくさの子 ‐織田三郎信長伝‐
「この人の漫画は時代物にぴったり」
乃木坂太郎による本作は2020年開始で現在も連載中、評価は3.5。「この人の漫画は時代物にぴったり」という一言の通り、作者の画力と作風が時代劇と噛み合っている。「バトル」「成長」「歴史」というタグが揃うように、成長物語としても楽しめる歴史漫画で、評価3.5を付けた一作。
13. キングダム
キングダム
「成りあがり歴史漫画。もちろん中心線以外は史実にはない」
原泰久による本作は2006年開始で現在も連載中、評価は3.5。「成りあがり歴史漫画。もちろん中心線以外は史実にはない」という一言の通り、史実の大枠を借りつつ創作を大胆に交える作風が特徴。「バトル」「群像劇」「熱い」「歴史」というタグ通り、勢いのある歴史エンタメを求める人におすすめの一作。
14. 海賊とよばれた男
海賊とよばれた男
「ノンフィクション風漫画。感動するし偉大さを感じる。ちょっと保守的すぎる気がする。」
原作:百田尚樹、作画:須本壮一による本作は2014年開始で完結済み、評価は3.5。「ノンフィクション風漫画。感動するし偉大さを感じる。ちょっと保守的すぎる気がする。」という一言の通り、実在の人物を思わせる骨太な物語が魅力。「成り上がり」「熱い」「歴史」のタグが示す通り、感動と読み応えを求める人向けの一作。
まとめ
「歴史」ジャンルでは、ナポレオンや信長を扱う伝記的な作品から、中国史・中世ヨーロッパを舞台にした群像劇まで幅広い14作品を紹介した。評価とタグ、一言レビューを参考に、気になる一作から手に取ってみてほしい。