スポーツを扱う漫画は数多くあるが、今回はその中でも評価3.5以上でレビュー済みの9作品に絞って紹介する。サッカーやゴルフ、競馬、競艇まで競技はさまざまで、王道のスポコンから人間模様重視の作品まで作風の幅も広い。自分に合う一冊を探す参考にしてほしい。
1. シュート!
「女性が書いたスポコン漫画。キャプテン翼と違い少女漫画要素あり」
1990年開始で完結済みの名作。女性漫画家が描くスポコンで、キャプテン翼とは違い恋愛描写など少女漫画的な要素も入っているのが特徴。部活動の友情や熱さをしっかり描きつつ、王道のスポーツ漫画としての満足感も高く、筆者はここに最高評価をつけている。
2. シュート! 新たなる伝説
「このちょっと前から画風が変わって迫力を出そうとしてる。左利きが好きなのかな?」
前作の続編にあたる作品。物語が進むにつれて画風が大きく変化し、より迫力のある絵柄になっていく点が見どころ。成長・熱さ・友情といったテーマは前作から一貫しており、左利きのキャラクターへのこだわりが感じられる描写もある。筆者の評価はこちらも最高ランク。
3. 風の大地
「ゴルフをやる楽しみになる漫画。昭和の人向け」
1991年開始、ゴルフを題材にしたスポーツ漫画。プレーの奥深さや成長物語が丁寧に描かれており、読んでいるとゴルフそのものをやってみたくなる。昭和世代の読者に特に刺さる作風で、筆者もその魅力を高く評価している。
4. GIANT KILLING
「監督視点のサッカー漫画。どこまで監督心理かわからないけど違う視点なのは○」
2007年開始で現在も連載中のサッカー漫画。選手ではなく監督の視点から試合を描くのが最大の特徴で、群像劇と頭脳戦の要素が濃い。監督心理をどこまでリアルに描いているかは分からないながらも、他のサッカー漫画とは違う切り口が新鮮だと筆者は感じている。
5. MIX
1,600冊読破の筆者に、あなた好みの1冊を教えてもらいませんか?
あなたに合う1冊を診断してもらう「やはりあだちさん。スポーツ系青春漫画。ちなみにスポーツの描写より人間模様重視」
あだち充による2012年開始のスポーツ系青春漫画。ラブコメと成長、部活動といった要素が絡み合う王道スタイルだが、競技の描写そのものより登場人物たちの人間模様に重きが置かれているのが特徴。あだち作品らしい空気感を求める人におすすめできる一作。
6. たいようのマキバオーW
「読みづらい絵だけど迫力はある。地方競馬とはいえ、競走馬になれただけストーリーはある。ある意味励まされる漫画」
2013年開始、地方競馬を舞台にした競馬漫画。絵柄はやや読みづらい部分もあるものの、レースの迫力は十分。競走馬になれたこと自体を前向きに描くストーリーで、成長・熱さ・友情のテーマとあいまって、読む人を励ましてくれるような一面もある。
7. LOST MAN
「サッカー漫画。フィールド上よりフィールド外が大変」
サッカーを題材にした漫画だが、試合そのものより試合の外側で起きる人間関係や駆け引きに重心が置かれているのが特徴。競技シーンの熱さとは違う角度からサッカーを楽しめる一作で、筆者は評価3.5をつけている。
8. フットボールネーション
2013年開始で連載中のサッカー漫画。筋肉の使い方や身体の仕組みを理論的に取り入れているのが大きな特徴で、頭脳戦や熱さを重視する作風とも合致する。理論派のスポーツ漫画を読みたい人に向いている一作だ。
9. モンキーターン
「スポコン。これ見るまで競艇は単なるギャンブルだと思っていた。でも今でも改めてギャンブルだと思う。」
1997年開始、完結済みの競艇を題材にしたスポコン漫画。師弟関係や成長、熱さが軸になっており、読む前は競艇を単なるギャンブルだと思っていた筆者の印象を大きく変えてくれた作品でもある。とはいえ今も競艇自体はギャンブルだと感じている、というのが筆者の率直な感想だ。
まとめ
スポーツというジャンルには、部活動の青春を描く王道スポコンから、監督視点や理論派アプローチといった変化球まで幅広い作品がある。今回紹介した9作品はいずれも評価3.5以上でレビュー済みのものばかりなので、気になった一冊から手に取ってみてほしい。