友情がテーマの漫画は、スポーツ漫画の部活仲間からバトル漫画の仲間との絆まで幅広い。今回は評価3.5以上でレビュー済みの9作品を、評価が高い順に紹介する。スポ根の熱さで結ばれる友情もあれば、バトルを共に乗り越える中で深まる絆もあり、作品ごとに友情の描かれ方が異なる点に注目してほしい。気になる作品があれば、まずは1巻を手に取ってみてほしい。

1. シュート!

「シュート!」は大島司による、女性作家が手がけたスポ根サッカー漫画。同じサッカー漫画でも少女漫画的な要素があり、部活を通じたチームメイトとの絆や、ぶつかり合いながら信頼を深めていく過程が丁寧に描かれる点が友情というテーマにぴったりだ。熱い展開とともに、仲間との関係性の変化を追いたい人におすすめできる一作である。

2. シュート! 新たなる伝説

「シュート! 新たなる伝説」は前作から画風が大きく変化し、より迫力のある絵柄になった続編にあたる。作中では左利きの選手が印象的に描かれているのも特徴だ。成長というタグが示す通り、選手たちが試合を重ねる中で互いに刺激し合い、友情を育んでいく様子が読みどころとなっている。前作からの積み重ねがあるからこそ、仲間との関係が深化していく過程により説得力が生まれている。

3. ジョジョの奇妙な冒険 第3部 スターダストクルセイダース カラー版

ジョジョの奇妙な冒険 第3部 スターダストクルセイダース カラー版

荒木飛呂彦 ・ 完結

5.0

ジョジョが最初に注目を集めた作品じゃないかな?全てのキャラが油乗っていて最高

本作は荒木飛呂彦によるシリーズの中でも特に注目を集めたとされる部で、登場するキャラクター全員に勢いがあり読み応え抜群だ。バトルとファンタジーの要素が強い作品だが、仲間たちと共に敵に立ち向かう中で結束が深まっていく様子は、まさに友情というテーマそのものといえる。主人公最強の展開を楽しみながら、仲間との絆の強さも味わえる一作だ。

4. 今日から俺は!!

今日から俺は!!

西森博之 ・ 全24巻 ・ 完結

5.0

当時の流行りに乗っかった感の漫画内容とタッチ。たまにあるシリアスな場面はあんまり面白くない。言葉の掛け合いが楽しい

「今日から俺は!!」は西森博之によるギャグ漫画で、当時の流行を反映した作風とタッチが特徴的だ。時折挟まれるシリアスな場面よりも、仲間同士のテンポの良い掛け合いこそが本作の魅力だといえる。ギャグと熱さが同居する空気感の中で、軽妙なやり取りを通じて自然と伝わってくる友情の描き方は、肩の力を抜いて楽しめる一作だ。

5. ジョジョの奇妙な冒険 第5部 黄金の風 カラー版

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ジョジョの奇妙な冒険 第5部 黄金の風 カラー版

荒木飛呂彦 ・ 完結

4.5

ポルポってどうやって檻に入ったのか気になる

本作は荒木飛呂彦によるシリーズの一部で、バトルとファンタジーを軸にしながら、丁寧な伏線回収が光る作品だ。筆者としては、ポルポというキャラクターがどうやって檻に入ったのか気になった記憶がある。そうした細部まで気にさせられる作り込みの緻密さも本作の魅力の一つだ。仲間たちと共に困難を乗り越えていく展開は、友情というテーマを重厚に描き出しており、バトル漫画としての熱さと合わせて楽しめる一作だ。

6. たいようのマキバオーW

たいようのマキバオーW

つの丸 ・ 完結

4.0

読みづらい絵だけど迫力はある。地方競馬とはいえ、競走馬になれただけストーリーはある。ある意味励まされる漫画

「たいようのマキバオーW」はつの丸による競馬漫画。絵柄はやや読みづらい部分もあるが、迫力ある描写が持ち味だ。地方競馬を舞台にしながらも、競走馬になれたこと自体に物語性を感じさせる作りで、読む人を励ましてくれるような温かさがある。仲間と切磋琢磨しながら成長していく姿は、スポーツ漫画らしい熱さと友情を同時に味わわせてくれる。

7. なにわ友あれ

「なにわ友あれ」は木村隆志による昭和を舞台にしたヤンキー漫画で、現在も連載中の作品だ。絵柄に慣れるまでは少し時間がかかるものの、読み進めるうちに「確かになぁ」と共感できる場面が出てくる。バトル要素と熱い展開が組み合わさりながら、不良同士のぶつかり合いの中で育まれていく友情が本作の核となっている。単なるケンカ描写だけでなく、互いを認め合っていく過程も丁寧に描かれている。

8. 編集王

「編集王」は土田世紀による全13巻の完結作品で、理不尽な展開やパワハラ的な描写も多く、読み込むほどに味わいが増える一作だ。厳しい環境の中でもがきながら成長していく主人公の姿と、そこで出会う人々との関係性が、熱さと友情というテーマを強く印象づける。じっくり腰を据えて読みたい人におすすめの作品だといえるだろう。

9. 七つの大罪

七つの大罪

鈴木央 ・ 全41巻 ・ 完結

3.5

ドラゴンボール系

「七つの大罪」は鈴木央による全41巻の完結作品。ファンタジー世界を舞台にしたバトル漫画で、いわゆる「ドラゴンボール系」と呼べるような、力を高め合いながら戦っていく王道の展開が魅力だ。仲間たちが力を合わせて強敵に立ち向かっていく構図は、友情というテーマの王道を体現しており、バトル漫画の熱さを求める人に向いている一作だ。

まとめ

友情がテーマの漫画といっても、部活動の中で育まれる絆、バトルを共にする中で深まる信頼、不良同士のぶつかり合いから生まれる友情など、描かれ方はさまざまだ。今回紹介した9作品はいずれも評価3.5以上でレビュー済みの作品なので、気になったタイトルから手に取ってみてほしい。