漫画を読んでいて一番快感を覚える瞬間の一つが、序盤に張られた伏線が終盤できれいに回収される瞬間だ。この記事では、評価3.5以上でレビュー済みの作品の中から「伏線回収」が魅力とされる11作品を、評価が高い順に紹介する。ジョジョシリーズや進撃の巨人、【推しの子】など、ジャンルもバトルからミステリー、日常系まで幅広い。どの作品から読むか迷っている人はぜひ参考にしてほしい。

1. それでも町は廻っている

喫茶店を舞台にした日常コメディでありながら、ミステリー要素も併せ持つ作品。2006年開始、全13巻で完結済み。ギャグと日常の合間に張られた伏線が終盤で回収される瞬間の気持ちよさが魅力で、筆者も読んでいてほのぼのした気持ちになれた一作。評価は5と高く、伏線回収系のコメディを探している人におすすめできる。

2. ジョジョの奇妙な冒険 第4部 ダイヤモンドは砕けない カラー版

ジョジョの奇妙な冒険 第4部 ダイヤモンドは砕けない カラー版

荒木飛呂彦 ・ 完結

5.0

ジョジョ最高傑作のうちの一つ。まさに奇妙な冒険。東方仗助が男前

ジョジョシリーズの中でも筆者が最高傑作の一つと感じている第4部。日常とミステリー、バトルが入り混じる杜王町を舞台に、張られた伏線が次々と回収されていく展開が見事。1992年開始で完結済み、東方仗助をはじめキャラクターが男前揃いなのも魅力の一つだ。評価5の納得の一作。

3. ジョジョの奇妙な冒険

ジョジョの奇妙な冒険

荒木飛呂彦 ・ 連載中

4.5

とにかく奇妙、最初絵になれるまでが大変。読み始めると止まらない。登場人物多いのに覚えられる。暇な時間が必要

1987年から続くシリーズの原点。最初は絵柄に慣れるまで大変だが、読み始めると止まらなくなると筆者も語る作品。登場人物が多いのにきちんと覚えられる構成力と、バトルの随所に張られた伏線が回収されていく快感が魅力。現在も連載中で、まとまった時間があるときに読み進めたい一作。

4. ジョジョの奇妙な冒険 第5部 黄金の風 カラー版

イタリアを舞台にギャング社会で生きる若者たちの友情とバトルを描く第5部。細部まで張り巡らされた設定の伏線が回収されていく緻密さが持ち味で、筆者も「ポルポはどうやって檻に入ったのか」といった細かい謎に引き込まれたという。完結済みで安心して一気読みできる評価4.5の作品。

5. ジョジョの奇妙な冒険 第6部 ストーンオーシャン カラー版

女性主人公が活躍する第6部。シリーズを通じて張られてきた伏線が「世界が一周する」という形で大きく回収される展開が見どころで、筆者も強く印象に残ったという。主人公最強系のバトルとファンタジー要素も楽しめる完結済みの作品で、評価4.5と高く評価されている。

6. ジョジョの奇妙な冒険 第8部 ジョジョリオン

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ジョジョの奇妙な冒険 第8部 ジョジョリオン

荒木飛呂彦 ・ 全27巻 ・ 完結

4.5

一周回った後のじょじょ。好きなんだけど年取ると設定についていけなくなる

シリーズが一周した後の世界を描く第8部。2011年開始、全27巻で完結済み。ミステリーと頭脳戦の要素が強く、複雑に張られた伏線を回収していく謎解きが魅力だが、筆者いわく年齢を重ねると設定についていくのが大変になるとのこと。それでも評価4.5と高い、バトル漫画好きにおすすめの一作。

7. ジョジョの奇妙な冒険 第7部 スティール・ボール・ラン カラー版

ジョジョの奇妙な冒険 第7部 スティール・ボール・ラン カラー版

荒木飛呂彦 ・ 完結

4.0

一周回った後の最初のジョジョ、スタンドの設定が若干分かっていて難しかった

一周回った後のジョジョとして描かれる第7部。2004年開始で完結済み。群像劇として多くのキャラクターの成長を描きながら、スタンドの設定を踏まえた伏線が回収されていく構成で、筆者は「設定が若干分かっていて難しかった」と感じたそうだ。バトル要素も充実した評価4の作品。

8. 進撃の巨人

2009年開始、全34巻で完結した群像劇。ファンタジー世界を舞台に張られた伏線が終盤で一気に回収される熱い展開が魅力で、筆者は「ずっと恐怖の中生きてきたらこんな顔になるんだろうな」という感想を抱いたという。鬱要素も含む重厚なバトル漫画で、評価4を獲得している。

9. 憂国のモリアーティ

憂国のモリアーティ

原作:竹内良輔 作画:三好智樹 ・ 完結

4.0

伏線に伏線を重ねて伏線見たいなミステリー系のシャーロックホームズのスピンオフ的な漫画

シャーロック・ホームズのスピンオフ的な位置づけのミステリー作品。2016年開始で完結済み。筆者いわく「伏線に伏線を重ねて伏線」というほど張り巡らされた構成が特徴で、頭脳戦と復讐劇が絡み合いながら回収されていく展開が読みどころ。伏線回収を存分に味わいたい人には特におすすめの一作。

10. 【推しの子】

【推しの子】

原作:赤坂アカ 作画:横槍メンゴ ・ 全16巻 ・ 完結

3.5

最初からこのゴール考えていたの?っていうゴール。

2020年開始、全16巻で完結した群像劇。ミステリー要素と登場人物たちの成長を描きながら、物語の随所に張られた伏線が最終的に大きなゴールへと収束していく構成が特徴だ。筆者も「最初からこのゴールを考えていたのか」と驚いたという。評価3.5、伏線回収の妙を味わいたい人におすすめ。

11. イムリ

イムリ

三宅乱丈 ・ 全18巻 ・ 完結

3.5

絵が見づらく見えるけど美しい、世界観が奥深い。

2006年開始、全18巻で完結したファンタジー群像劇。筆者いわく「絵が見づらく見えるけど美しい」独特の画風で、奥深い世界観の中に張られた伏線が丁寧に回収されていく構成が魅力。評価3.5で、じっくり腰を据えて読み込みたい作品を探している人に向いている一作だ。

まとめ

伏線回収が光る漫画11選を紹介した。ジョジョシリーズのように壮大なスケールで伏線を回収する作品もあれば、それでも町は廻っているのように日常の中にミステリーを織り交ぜる作品もある。まずは気になったタイトルから手に取り、張られた伏線が回収される瞬間の気持ちよさを味わってみてほしい。